2017/08/15 21:06
普段僕らが飲むコーヒーは、コーヒー豆を粉にしてお湯を注いだもの。
コーヒー豆は、コーヒー生豆(なままめ)を焙煎する(焼く)ことによってできあがったもの。
コーヒー生豆は、生産国(エリア、農園など)で収穫されたコーヒーチェリー(小さなさくらんぼのようなコーヒーの実)を精製したもの。
ここでいう精製とは、収穫されたコーヒーチェリーをどのように処理して生豆という形に仕上げるかということ。
それが、「生産処理方式」です。
これが生豆。

これがコーヒーチェリー。

コーヒーチェリーの中身がこちら。

この中身を生豆へと精製していきます。
その方法は大きく分けて2つ。
①ナチュラル製法
②フリィウォッシュト製法
①では、コーヒーチェリーを「干しブドウ」のようになるまで乾燥させ、その後、チェリーの果肉を取り外します。
チェリーの甘みが十分に蓄えられ、ボディ感のある味わいになります。
②では、コーヒーチェリーの中身を取り出し、まわりの「ヌメリ」を洗い流した後、乾燥させます。
すっきりとした、ざらつきの少ない味わいになります。
珈琲豆をお求め頂く場合、味わいの説明に加え、「生産処理方式」の表記を選択の材料にするのがオススメです!!